ご訪問ありがとうございます。管理人のたけともです。
この記事では、新型コロナウィルスの感染拡大防止のために全国に緊急事態宣言が広げられたことを受けて、会社員として行うべきことについてまとめました。
私は新潟県の中小企業に勤める会社員です。マーケティング支援業に携わっているため、多くの個人商店さんから、中小企業のお客様と接する機会があります。
新潟でもコロナの影響は確実に出てきており、来店型ビジネスをされているお客様はとりわけ大きな損害を受けています。
企業体力のあるお客様でも経費節減を強く意識し、守りの体制に入っているところが日に日に増えています。
自分が勤めている会社が突然倒産することはない、、、と信じたいですが、手当削減、ボーナス削減はもはや避けられないかと覚悟しています。
あなたの会社はどうでしょうか??
この記事では戦後最大級の危機的状況と言われる中で、会社員が今すべきことについて考えてみたいと思います。
ポイントは「転職準備」「学習」「節約」の3つです。
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コロナ危機に直面する中での会社員の働き方
あなたの会社は大丈夫でしょうか??
私の勤める会社では、仕事の予定のキャンセルが相次ぎ、今月も来月も数値目標の達成が不可能になっています。
ご支援も延期、商談もできない、新規接点も作り出せない、もはや八方塞がりですね。
それでも限られた仕事がある場合には、感謝の気持ちをもって全力で取り組むしかありませんね。
こういった危機的状況でこそ、本当の価値というものが発揮されるものだと思いますしね。
大企業は違いますが、中小企業では余裕のないところも多いです。
お給料はお客様から頂くと言いますが、仕事がなくなりお客様から頂くことができない中では会社が負担することになります。
もらえて当たり前だなんてとても思えないですね。今ある当たり前が当たり前じゃなくなる会社、人々が日々増える中ですからね。
会社員の人はできる仕事を全力でこなしましょう。感謝の気持ちをもって。
コロナ危機によるリスク回避のために会社員が準備をすべきこと
今いる会社で一生懸命頑張っていても、いつ会社が倒れるか分かりません。
倒れないまでも手当削減、ボーナスカットという収入の減少は多くの人に当てはまると思います。
今年一年歯を食いしばってみんなで乗り切れればいいのですが、そうならないかもしれません。
そんな「いざ」という時が来てから対策するのではかなり手遅れです。
「いざ」というピンチの状況が訪れる前に今出来ることをするべきです。
・転職の準備
・勉強をして専門性を高める
・節約の徹底
この3つはすべての会社員の方が万が一に備えて、今すぐ行うべきことだと思います。
特にテレワークで通勤時間が無くなった人や、時短勤務で残業がなくなった人は空いた時間でしっかりと取り組むべきです。
コロナ危機後を見据えた会社員の転職準備について
緊急事態宣言が全国に発令された今現在はとても転職活動なんて行えませんが、その後を見据えて転職の準備をしておくことは重要ですね。
転職する気がなくても「準備だけ」でもしておくといいですね。
どんな準備が必要かというと一つだけです。
「キャリアの棚卸」
これだけでもしておいた方が良いですね。
・社会人1年目から今現在までを振り返る
・配属された部署、担当した業務を具体的に書き出す
・担当した業務の中で「成果」と呼べるものを書き出す
・できるだけ数字で書き出す
・社内、お客様から褒められたことを書き出す
・もがき苦しんで、乗り越えたエピソードを書き出す
・キャリアに関する考え方を具体的に書き出す
・自分の強み、売りを明確化する
・自分が役立てる、貢献できる内容を明確化する
こうした内容を振り返り、取りまとめておくと良いですよ。
今まで一度も転職をしたことがない人は「職務経歴書」を書いたことがないと思います。
職務経歴書を書く状況にならないとなかなか詳しく自分のキャリアを振り返ることはないですよね。
会社で人事面談や、キャリア面談があっても表面的なことを小1時間程度話すだけで、正直あまり役に立たないですよね。
ですので、転職活動を本当に行うかどうかは別としても、この機会に今までのキャリアを振り返り言語化して説明できる状態にしておくことをおススメします。
特に大切なこととしては、「過去・現在・未来」の一貫性です。
そんな一貫性なんてあるわけないと思われるかもしれませんが、人に説明するためには一貫性があるように思わせることが重要なんです。
『過去このような業務を経験して、こんなことが出来るようになった。そして現在はこのような業務でさらにその力に磨きをかけている。今後は今までの経験を生かして、〇〇で貢献していきたい。』
こんな風にストーリー立てで説明することが転職活動では重要になります。
会社が倒産した、収入が激減して転職を決意した、そんな精神的に参っている状態で何の準備もなしに転職活動を始めるのはとても危険です。
そのため、在宅勤務、一時帰休、時短勤務となった際に、よくよく振り返ってみてください。
とくに「自分の提供価値」を明確化することがポイントですよ。同じ会社に長くいる人ほど、自分の力なのか、会社の力なのかが分からなくなります。
会社の看板がなくても、価値提供できる人材なのかどうか、他社に行っても活躍することが出来るのかどうか、ぜひ考えてみてください。
会社員こそコロナ危機で空いた時間に勉強をして人材価値を高める
通勤時間が少なくなったり、勤務時間が少なくなったことで、自由に使える時間が増えた人も多いのではないでしょうか。
4月16日に緊急事態宣言が全国に発令されたため、さらにそういった人が増えるかと思います。
その自由になった時間をだらだらと過ごしてしまうか、将来に向けて勉強するかで大きく変わってきますね。
テレワークや時短営業でも会社が回るということに経営陣が気が付いたら、会社に貢献していない人へのテコ入れが進む可能性がありますね。
2019年も大手企業を中心に早期希望退職者の募集が盛んにおこなわれていましたが、この流れがより加速するでしょうね。
会社から必要とされる人材であり続けるためにも、会社に貢献できる人材であると証明し続けることが大切です。
そのため専門性を高める勉強をしたり、資格を取ったりすることが大きな意味を持ちますね。
ぜひ普段残業でくたくたで月に1冊も本を読めない方は、この機会に勉強して学びを深めて自分の人材価値を上げるように努めてください。
またこうすることで、いざ転職活動を進める時にも必ず役に立ってきます。
資格は意味がないと言われますし、確かにそういう資格もあるでしょう。でも同じようなスペックの求職者がいたら、資格を持っている方を選ぶのが人間ですよ。
せっかくの空いた時間を有効活用して自分の能力を高めることに使いたいですね。
コロナ危機を乗り越えるために節約を徹底しリスクを減らす
生活をしている以上、残業代などの手当減少、ボーナスカットは正直死活問題です。住宅ローン、教育資金などの負担がある方はなおさらですね。
かといってよく分からない投資や、怪しい儲け話に乗るのは絶対に止めてくださいね。こういう不況の時期には怪しい話が本当に蔓延しやすいですからね。
まずは無駄な固定支出を見直して節約を進めるのが超重要です。
毎月、毎年決まった額を支払う固定支出の見直しがポイントです。
・住宅ローン、家賃
・保険
・通信費
・自動車
・その他月額課金サービス
こうしたものを中心に見直しをすることが重要です。一度見直して削減すればその後ずっと節約効果が続きます。
毎月1,000円でも削減すれば、年間で12,000円です。チリツモで決して馬鹿にできないです。
また、カードキャッシングやリボ払いに手を出すと金利地獄が始めるので絶対にダメですよ。
2020年のボーナス大幅カットの未来に備えて、今からお金の流れを見直しましょうね。
まとめ:コロナ危機後を見据えてリスクを減らせるように準備して備えましょう!
コロナ危機で人の活動が大きく制限され、経済活動が大きく縮小しています。仕事が回らないので体力のない会社ほど厳しい状況です。
私自身も中小企業に勤めていますし、お客様も中小企業様が多いので、肌身で危機を感じています。
今の会社でずっと働き続けられるのは当たり前ではないと肝に銘じて、常に危機意識をもって自分には何ができるかということを考えていきたいですね。
まずは新型コロナウィルスの感染拡大を防止し、その間にワクチンが開発されるのを待つしかないです。
人命が第一ですので、読者の皆様におかれましてもどうかご自愛ください。

こちらの記事では、具体的な転職活動に取り組む前にするべきことから、転職できる状態になっておく必要性、具体的な活動の進め方などをまとめたものです。
少しでも転職に興味がある方は是非お読みください。