ご訪問ありがとうございます。管理人のたけともです。
この記事では、会社員を辞めて「地域おこし協力隊」になり、地方移住した僕の経験をお伝えしたいと思います。
・都会の生活に疲れた。。。自然豊かな地方へ移住したい。
・地域おこし協力隊って聞いたことがあるけど、、、どんなもの?
・会社員を辞めて地域おこし協力隊になれるものなの?
・転職して地方移住したい!
このように考えている方に向けて書きました。
実際に東京の会社を辞めて日本海の離島に移住した僕の経験をもとに「リアルな本音」をお伝えしますね。
クリックできる目次
転職の一つの選択肢としての「地方移住」
突然ですが、今の会社を辞めたいと思ったことはありますか?一度くらいはありますよね?
・もっとお給料が欲しい!
・もっと専門的なスキルや経験を積みたい!
・もっとやりがいや仕事の充実感が欲しい!
こんな風にポジティブな動機で考える人もいますよね?
でも逆にネガティブな動機もありますよね?
・長時間労働(サビ残、休日出勤)がうんざりだ!
・人間関係に疲れた!
・仕事に飽きた!
こんな風に思う方もきっといますよね?
今の会社が嫌だな~と思ったときに真っ先に思いつくのが「転職」の2文字だと思います。僕もそうでした。
僕は新卒で入社して4年目(26歳)の時に「もっとやりがいが欲しい!仕事を通してもっと成長したい!」と思うようになりました。
・起業する
・ベンチャー企業に転職する
・地方に移住し農家、漁師になる
こんなことをぼんやりと思いながら、都内で開催されるセミナーやイベントに参加して情報収集したり、知り合いを作っていきました。
ちょうど安倍政権が「地方創生」を打ち出したころで、地方創生関連のイベントも数多く開催されていました。
そんな中「日本全国!地域仕掛け人市」や、「町イチ!村イチ!」や、「アイランダー」といった地方系イベントに参加し、一気に地方移住へと方向性が定まりました。
地方には様々な課題があることも知りました。
・少子高齢化の加速
・人口減少、過疎化の加速
・1次産業の担い手減少
・伝統芸能、行事の途絶
「人がいないことによる課題」がとても多いです。
でも一方で可能性も見えました。
・地域に埋もれている宝(=資源)がある
・地域の人、景観、文化自体も素晴らしい
・見せ方、伝え方がうまくないだけで、素敵なものが多い
こんな風に活用しきれていない数々の魅力を発見しました。
わずかばかりの社会人経験しかないけど、若さゆえのがむしゃらさをぶつける場所としてはとても魅力的に見えたことを今でも強く覚えています。
ITベンチャー等で時代の最先端に向かってがむしゃらに突き進むことも最後まで悩みましたが、ローカルの最先端でがむしゃらに走るのもありと思い地方移住を決断しました。
実際に移住して生活した経験から振り返ると、「自分次第で活躍のフィールドは無限大にある!」ということができるのかなと思います。
良くも悪くも、地方では「空白」が多いです。「余白」といったほうがいいかもしれないですね。
人が少ないから手付かずの部分が多いので、自分が率先して手を上げれば大抵のことにはチャレンジできましたね。
・ゼロイチを作りたい人
・とにかくチャレンジしたい人
・アイディア、行動力豊富な人
・コミュ力高い人
こんな方は地方移住して活躍できると思いますよ。
でも、こんな人は超私見ですが向いていないと思います。
・お金が欲しい→地方では「現金」を稼ぐのは割と大変
・長時間労働はうんざりだ→農業とかは割と重労働
・人間関係に疲れた→田舎は超濃密な人間関係
・のんびりとした田舎暮らししたい→田舎は超忙しい、のんびりしている暇なし
私の住んでいた離島の経験談ですが、田舎に行けば行くほど同じ傾向だと思います。
もし上記のような思いで会社を辞めたいと思っている人は地方に行くのだけはお勧めしません。
普通に転職をしてください。そのほうが絶対に後悔しませんよ。
地域おこし協力隊へ転職して地方移住する
地方に移住する方法は様々あると思います。
・農家になる、弟子入りする
・漁師になる、弟子入りする
・林業に携わる
・お店を開く(自営)
・在宅ワークをする
まあいろいろあると思いますが、リスク少なくチャレンジするには「地域おこし協力隊」という制度を利用するのが良いです。
ぼくも地域おこし協力隊として離島へ移住しました。
一概には言えませんが、地方、田舎には独特の文化、世界観があります。それをいち早く受け入れ順応することが幸せな田舎暮らしには不可欠です。
・内輪意識と外もの意識がある
・外から来る人を「よそ者」「風の人」と認識している
・地域の中に序列があり、ご意見番、有力者がいる
・暗黙のルールが存在する
これぐらいのことはおそらくどこに行ってもあるかなと思います。こういったことを知ることができないとなかなか溶け込むことが難しいですね。
地域おこし協力隊は、行政機関が介在するので、地域のこととかを役場の人がいろいろ教えてくれます。
それこそ有力者へのあいさつ回りにも同行してくれますし、注意するべきこととかも教えてくれます。会合やイベントにも一緒についてきてくれて紹介をしてくれます。
よそ者が地域に溶け込むための手助けをしてくれるのですね。
このため、地方、田舎移住への入り口として地域おこし協力隊はとても素敵な制度だと感じました。
地域おこし協力隊とは?
ここでは簡単に地域おこし協力隊制度についてお伝えしますね。
○制度概要:都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を移動し、生活の拠点を移した者を、地方公共団体が「地域おこし協力隊員」として委嘱。隊員は、一定期間、地域に居住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこしの支援や、農林水産業への従事、住民の生活支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組。
〇転出地(現居住地):3大都市圏内の都市地域、 政令指定都市、3大都市圏内の一部条件不利地域のうち条件不利区域以外の区域
○実施主体:地方公共団体
○活動期間:概ね1年以上3年以下≪引用≫総務省ホームページより
分かりますか?詳しくは地域おこし協力隊制度の運用元の総務省ホームページの資料をしっかりと見てほしいのですが、
ざっくりというと「都市部に住む人が、田舎に住民票を移し、最大3年間の期間で地域おこし活動に従事する」というものですね。
平成30年度時点で、全国1061団体で受け入れを行っており、受け入れ総数5,530人になります。隊員の7割は20,30代で若手が多いことも特徴です。
≪引用≫総務省ホームページより
2019年現在で、制度開始から11年が経過しました。受け入れ自治体も拡大し最新調査では1061団体が地域おこし協力隊を受け入れています。
移住の検討先が増えているということですね。
地域おこし協力隊への転職活動の仕方
皆さんが地域おこし協力隊になりたいと思ったら、地方公共団体(役所)に応募する必要があります。
民間企業への転職活動と同じような流れです。正確には行政機関への転職活動と言えますね。
探し方は2通りですね。
・住んでみたい地域から決める
・やってみたいことが決まっている
住んでみたい地域から決める
すでに住んでみたい、行ってみたい地域が決まっている場合はその地域の役所HPを見て地域おこし協力隊の求人を探してください。
県のHPでまとめて取り扱っていることもいいので、「〇〇村」みたいにピンポイントで決まっていない場合は県のHPを見るのがいいですね。
ちなみに僕が移住した新潟県はこんな感じですね。

海、山、自然、伝統とかで好きなものがある人は、直接その地域で調べてみるといいですね。
やってみたいことが決まっている
すでにやりたいことが決まっている場合、もしくは決まっていなくてどんなことが求められるか知りたい場合は、地域おこし協力隊の求人案件を取りまとめているサイトで探してください。
一般社団法人移住・交流推進機構が運営している「ニッポン移住・交流ナビ JOIN」では、地域おこし協力隊に関する様々な情報が集約されています。

地域おこし協力隊だけに限らず、地方移住のことを幅広く網羅しています。
そのほかにも、「日本仕事百貨」、「greenz」などのサイトは地方暮らし、地方生活を紹介しているのでとても参考になるサイトですね。
求人案件の見方
民間企業の求人情報とは少し違うので見方の注意が必要ですね。
・雇用関係の有無、雇用形態
・業務概要
・募集対象
・給与、賃金
・待遇、福利厚生
一番気になるところは「業務内容」と「お金」に関してかと思います。
業務内容に関して
・「ミッション型」
・「フリー型」
大きく分けてこの2つだと思います。
ミッション型は、受け入れ自治体から、「この業務に取り組んでほしい」と明確に業務内容が提示されるケースです。
やることが明確なので「やりたい、やりたくない」の軸で判断ができますね。
一方、フリー型は明確な業務内容が提示されず「地域資源を生かして商品開発をする」とか「移住者を増やす取り組みをする」とか「地域の知名度を広める活動をする」とかざっくりしたものが多いですね。
すでにある分野での実績、経験、有用なスキルがあったり、チャレンジ精神旺盛な場合はミッションが固定されているより、フリー型のほうが活躍できるイメージですね。
地域おこし活動としては以下のようなものがあります。どうですか?やってみたいことはありますか?
・地域おこしの支援(地域行事やイベントの応援、伝統芸能や祭の復活、地
域ブランドや地場産品の開発・販売・プロモーション、空き店舗活用など商
店街活性化、都市との交流事業・教育交流事業の応援、移住者受け入れ促
進、地域メディアなどを使った情報発信 等)
・ 農林水産業従事(農作業支援、耕作放棄地再生、畜産業支援 等)
・ 水源保全・監視活動(水源地の整備・清掃活動 等)
・ 環境保全活動(不法投棄パトロール、道路の清掃 等)
・ 住民の生活支援(見守りサービス、通院・買物のサポート 等)
・ その他(健康づくり支援、野生鳥獣の保護管理、有形民俗資料保存、婚活
イベント開催 等)≪引用≫総務省ホームページより
こちらに記載してあるものは一般的な業務内容です。それぞれの受け入れ自治体ごとに独自の業務内容を用意していることが多いので、まずはいろいろ見てください。
お金に関して
大前提として地域おこし協力隊の活動資金は総務省が支出する特別交付税が原資です。
地域おこし協力隊員の活動に要する経費:隊員1人あたり400万円上限
・報償費等200万円
・その他の経費(活動旅費、作業道具等の消耗品費、関係者間の調整などに要する事務的な経費、定住に向けた研修等の経費など)200万円
※平成27年度より一部弾力化(上限に変更なし)≪引用≫総務省ホームページより
国から自治体に一人当たり400万円の特別交付税が支給されます。「給料」「必要経費」に分けられ、基本的にそれぞれ200万円が上限となります。
そのため、「200万円÷12か月=16.6万円」が賃金として設定されているケースが多いです。
残業代とか、ボーナスとかは一切ありません。
ただ、これは最低限のラインなので、ここに各自治体独自に追加賃金を乗せるケースはあります。
各地域で地域おこし協力隊の誘致合戦をしているので、少しでも条件を良くして応募してきてほしいという自治体の想いがあるようです。
そのため、それぞれの求人情報はしっかりと見比べてくださいね。同じところはありませんからね。
地域おこし協力隊になる前に読んでおきたい本
僕自身の経験から明確な目的や野望などをもって地域おこし協力隊になり、地域に赴任することが理想的です。
そのためにも「ミッション型」の自治体に行くことが良いです。
もちろん、自分がやりたいことや熱い思いがあったとしても、最初は「地域になじむこと」が第一です。
そのため自分の想いはそっと置いておいて、地域の方々のコミュニケーションや地域への貢献が非常に大切です。
でも、地域の人と仲良くなるだけでは(もちろんそれが目的の場合は良いですが)卒業後に食べていけません。
・地域で何かしらの成果を出す
・持続可能なイベントを0から作り出す
・地域を代表する銘品を0から生み出す
・地域のためになるような事業を0から生み出す
・超高齢社会を支えるような画期的なサービスを作り出す
このような何かしらの実績、成果を作り出すことが、地域おこし協力隊卒業後を見据えて本当に大切だと実感しています。
卒業後もその地域にとどまり、農業や自営業で生活していく覚悟なら、そこまで必要ありませんが、そうでない場合は赴任前から意識したいところです。
こちらは「地域おこし」「地方創生」のモデル事例としてよく登場する、岡山県の西粟倉村で「西粟倉・森の学校」を立ち上げた牧大介さんの著書です。
ポイントは「ローカルベンチャー」という単語です。
地域で事業を立ち上げ、地域を活性化させることが、持続可能な地域活性化に必要な視点です。
またもう少し広い視野で地域のことを考える本としては下記がおススメです。
是非、地域おこし協力隊へ応募する前に、自分が地域に入っていって何をしたいのか、
そんなことを考えるために読んでみてください。
地域おこし協力隊のデメリット
地方移住する際の色口として優れているとお伝えしてきました。ここでは僕が実際に活動して感じたデメリットをお伝えします。
・受け入れ自治体、担当職員の質に大きく左右される
・地域おこし協力隊卒業後のキャリアが不安定
一つずつ見ていきましょう
受け入れ自治体、担当職員の質に大きく左右される
ここは非常に大きいです。
いかにもなお役所的な仕事で受け入れを行っている自治体もあると耳にすることは多かったです。
役場の臨時職員的な仕事、つまり雑務をやらせるために地域おこし協力隊として採用するような自治体も実際にあります。
僕の住んでいたところでは、役場が管理している学校給食調理担当を協力隊で賄っていましたね。
お互いに希望したことならハッピーですが、後から知ったらそんなはずではなかった、、、とアンハッピーになってしまいますよね。
また、担当職員の質、やる気も大切な点です。事務的な対応しかしてくれないのか、プライベートなことにも熱心にケアしてくれるのかは見極めたいところです。
面接に行った際や、お試し移住をした際に必ず、受け入れ先自治体の雰囲気や、担当者に関してよく観察してください。
ブラック企業ならぬ、ブラック協力隊にならないための自己防衛が必要です。
地域おこし協力隊卒業後のキャリアが不安定
任期は最長でも3年です。4年目以降もその地域に暮らすためには自力で収入源を作る必要があります。
もし作れなければその地域で暮らせず、外に出るしかありません。
外に出る場合はまた会社員に戻るか、自営をするかになりますが、一般の会社では地域おこし協力隊への理解がほぼありませんので大して評価されません。
そのため、任期後に再び別の場所に引っ越し、職探しをする場合はかなりの苦労を強いられると覚悟してください。
そうならないために、
・3年後のキャリアを見据えた業務を行う
・3年間で圧倒的な実績を残す
・3年間で専門性、価値あるスキル、技術を身に着ける
・副業をして収入源を分散化させる
このような取り組みをしておくことが必要ですね。
・3年後のキャリアを見据えた業務を行う
地域おこし協力隊を卒業した後にどのようなキャリアを進むかよく考える必要があります。
・その地域で暮らし続ける
・会社員に戻る
・起業する
どうやって稼ぐか、生きていくかということを常に考えることが大切ですね。
言われたことをやるだけ、ゆるい生活をするだけ、なんてことをしていると3年後にはマジで役に立たない人間になっちゃいますよ。
「その地域で暮らし続けるための生活基盤を作るための3年間」とか、「起業準備を進めるためのテスト期間」とか、自分なりのテーマを決めて3年間を過ごすことがものすごく重要です。
・3年間で圧倒的な実績を残す
どんな内容でもいいですが、「地域おこし協力隊として〇〇に取り組み△△な成果を残しました!」と堂々と言える実績を作りましょう。
自分自身の自信にもなりますし、転職する際にも強みとなります。
もし成果といえるようなものがないと、「のんびりと田舎暮らしをしていただけね。」とみなされてしまいます。
・何か商品、サービスを作った
・今までのやり方を見直し、新しい仕組みを作った
なんでもいいですが、あなたがいたからこそ実現できたことを残しましょう。逆に言うと「単なる地域の高齢者のお手伝い業務」が用意されている地域は避けたほうがいいかもです。
もちろん高齢化が進んでいるので「福祉分野」は超重要なのですが、決められたルーティンワークをこなすだけの業務だと役所の都合のいい人材になってしまいます。
将来福祉分野で活躍したいという思いを持っていればOKですが、「自分が活躍したい業務」を選ぶという視点を忘れないでください。
・3年間で専門性、価値あるスキル、技術を身に着ける
会社員では絶対に得られないような「レア」なものを身につけましょう。その地域でしか、その業務でしか手に入れられないようなものを身につけましょう。
それがあなたの「価値」にもなります。簡単に言えば人の役に立つスキルを手に入れましょうということですね。
先ほどもお伝えしましたが、協力隊の任期を終えた後を常に意識してください。任期を終えた後に確実に自分自身に残るものがあるようにしてください。
「地方で暮らした3年間の経験」は思い出としては貴重ですが、誰かの役に立つものがなければ正直厳しいです。
・副業をして収入源を分散化させる
これは協力隊の就業規則にもよりますが、副業OKの自治体を選ぶとよいですね。地域おこし活動に従事しつつも、
卒業後の収入源を現役隊員時から育てるのはリスクヘッジとしては当たり前とも言えます。だって3年後には無収入確定なんですから。
収入がなくなってから、転職を考えることも、起業準備することも本当にしんどいです。そういった人を何人も見てきました。
3年間の間に月数万円でも収入を得られる副業を育てておけば、隊員卒業後も地域に住みつつ生き方を考えられます。
人間、お金が無くなるとゆっくり考える余裕なんてなくなりますからね。
地域の何でも屋的にお仕事をもらうか、地域とは関係なくネット上で仕事をすることなどで、収入源を作ることができますね。
協力隊の勤務時間はしっかりと決まっているので、東京で会社員をするよりは時間も確保できます。通勤時間も大幅に削減できます。
もちろん1次産業系の業務だったり、業務以外の地域行事などに関わることも多いので「業務以外の時間も多くある」のですが、それでも副業する時間は確保しやすいですね。
キャリアの分かれ道で読んでおくべきお勧めの本
私がこれからのキャリアを本格的に検討し始めたときに、『このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む転職の思考法』という本を読みました。


この本を読んでいただければ、「現職での働き方」「これからのキャリアの考え方」「転職活動の準備」について考えることが出来ます。
物語形式で書かれているため、読書をする習慣がない方でもすらすらと読める本ですね。ぜひ今後の働き方で悩まれたり、転職活動に興味を持った方には読んでほしい本です!
結論:地域おこし協力隊に転職することで普通の会社では得られない経験が出来ます!
地方移住することで、普通の会社員ではできないようなことにチャレンジすることもできますし、それによってやりがいを得たり、成長を実感することもできます。
会社員が自分のキャリア形成の上で地方、田舎移住するという選択肢はアリだといえますし、私はしてよかったと思っています。
そしてその地方、田舎移住の入り口として「地域おこし協力隊」はまさにうってつけの制度です。
しっかりと戦略的に活用すれば、必ず自分の人生にプラスになるといえます。
ただし、ネガティブな動機で会社を辞めて、逃げ先として地方、田舎移住を選ぶことは全くお勧めできません。
地域おこし協力隊の任期は最大で3年間です。つまり契約職員という扱いです。任期終了後の雇用の保証がありません。
地方へ逃げてきて、田舎で遊んでいるだけの3年間だと、その次のキャリアはとんでもないことになります。
地域おこし協力隊、地方移住で前向きに取り組める人だけが「転職」という選択肢になりうるかと思います。
今の会社を辞めたいなと思ったときは、改めて自分自身と向き合い、「自分が大切にしたいこと」「自分が本当にしたいこと」を考えてみるのもよいですね。

地域おこし協力隊になることのリスク面を深堀した記事です。特に新卒、第2新卒で検討している方は読んでください。

こちらの記事では、具体的な転職活動に取り組む前にするべきことから、転職できる状態になっておく必要性、具体的な活動の進め方などをまとめたものです。
少しでも今の会社を逃げ出したい、転職に興味がある方は是非お読みください。