ご訪問ありがとうございます。管理人のたけともです。
今回の記事では、僕の体験も踏まえた「転職活動の進め方」を網羅的にまとめました。
今すぐに転職をしたいと思っている方はもちろん、いつかは転職したいなと思っている方にとってもお役に立てるように書きました。
「転職をする目的」、「具体的な転職活動をする前に必ず行うこと」、「具体的な転職活動の方法」、「私の住んでいる新潟県の人材市場のこと」などを網羅したまとめ記事です。
僕は新潟在住の30代前半、中小企業に勤める会社員です。新卒で東証一部上場の企業に入社し、その後地域おこし協力隊として田舎に移住し、現在は新潟の中小企業で働いています。
これまで2回転職をしています。「キャリアアップ転職」ではありませんので、転職をして年収を増やしていく方法については書くことが出来ません。
また高年収のハイクラス転職についても書くことが出来ませんのでそういった情報をお探しの方は別の転職系ブログをお読みください。
この記事は、僕と同じような中小企業に勤める人にとって参考になるよう意識して書いていますのでぜひご覧ください。
クリックできる目次
少しでも転職したいなと思ったら一番最初に行うべき大切なこと
あなたは今どの程度転職をしたいと思っていますか?
・今すぐにでも転職したい。
・転職に関する情報取集はしているけど、時期までは決めていない。
・今の会社にずっといることはないだろうけど、転職までは考えていない。
色々な段階の方がいるかと思います。
「転職サイト」に登録することから転職活動を本格的に始める人が多いと思いますが、ちょっと待ってください!
その前に行うべき大切なことがあります。

「自分判断軸」を作るということです。この記事で具体的にどのように作るか、またなぜ必要なのかについてまとめています。
自分がこれまでしてきた仕事人生を振り返り、
・どんな仕事が楽しかったか
・どんな業務で成果が出せたか
・どんな仕事はつらかったか
・どんな業務が苦手か
これらを思い出してみましょう。
そして振り返ったうえで、今後どのようなことをしていきたいのかを思い描いてみましょう。
「過去」「現在」「未来」へと一貫した軸を作ることを意識して整理することがポイントです。
自分だけのブレない軸を持っていないとネット上にあふれるたくさんの情報に飲み込まれてしまい、何が良いか分からず迷子になってしまいます。
毎日転職サイトの求人を見ても選べないです。「どこかに自分に合う理想の会社ないかな~」こんな風に転職サイトとにらめっこしているうちに疲れてきちゃいます。
ぜひ転職活動を始める前に「自分判断軸」をしっかりと作ってください。
現状から逃げるためだけの転職は危険です!
転職する理由は人によって様々ですが、「今の会社・職場が嫌だから辞めたい」という理由が一番多いものだと思います。
その中でも特に「人間関係が嫌だ」という理由が多いと思います。
その他にも「労働環境」「業務内容」「社風」「福利厚生」なども辞めたくなる理由ですね。
会社なんて星の数ほどあるので、今の会社が嫌なら苦しい思い、辛い思いをしてまで居続ける必要はなく、さっさと辞めてしまうのも一つの手です。
自分の体や精神を壊してしまう方が自分や家族にとって大きな損失です。
ただし、「逃げの一手」だけで転職をしてしまうとまた同じような状況に陥る可能性が高いので、危険です。

この記事では「現状の不満」と「理想の職場」の両面を考えることの重要性をまとめました。
本当にひどいブラック企業で毎日の睡眠時間が数時間だけとか、常に叱責される怒鳴られるといった明らかにひどすぎる環境だと今後のことを考える余裕なんてまったくないと思います。
そういった方は病気になる前にとにかく早く逃げることを優先してほしいですが、そこまでひどい状況じゃない方は、逃げの転職をする前に一呼吸おいて考えてほしいです。
「こういった環境では働きたくない」
「こんな職場で働きたい」
こうしたことをはっきりとさせておくことで転職面接の際にもしっかりと見極めることが出来ます。
転職面接はこちらが一方的に評価される場ではなく、僕たちも相手の会社を見定める場ですよ。
今の会社から逃げるための転職は良いですが、逃げ先のことまで考えてから逃げるようにしましょう。
いつでも転職できる状態を作っておくことの重要性と理由
今すぐには転職するつもりはない、いつかは転職したいなとぼんやり思っている方に向けて、いくつか記事をまとめました。

この記事では今の会社に依存することのリスクについてまとめました。
おそらく20代、30代の方が今在籍している会社で定年まで勤めあげたいと思っている人は少数派だと思います。
「新卒一括採用」「年功序列賃金制度」「終身雇用制度」という日本型雇用慣行が戦後から平成まで継続されてきました。
しかしこの古き良き日本型雇用慣行が崩壊しつつあります。大手企業を中心に人員のスリム化に取り組み始め、リストラが進んでいます。
大手企業でこのような状況なので、中小企業の未来はかなり暗いですよね。
今現在転職を全く考えていない人は、いきなり寝耳に水となって絶望しないように「いつでも転職できる」状態になっておくことが大切です。
常日頃からどこでも活躍できるような「スキル」「経験」を意識的に積み上げていってください。
日本企業の平均寿命について
あなたは日本企業の平均的な寿命が何年か知っていますか?

この記事では企業の平均寿命と働き方についてまとめました。
人生100年時代と言われるようになりましたが、企業の寿命よりもあなたの寿命の方が確実に長いです。
上場企業がいきなり倒産、廃業する可能性はさすがに低いですが、リストラを行いスリム化をすることは今も行われていますし、今後も増えるでしょう。
中小企業であれば本当にいきなり倒産・廃業することもあります。
今自分が働いている会社がいつまでも存在し続けることはないということをしっかりと認識しておくことが大切です。
企業の寿命が尽きてもあなたは生きていく必要があります。倒産・廃業という危機的状況になっても慌てないように「いつでも転職できる」状態になっておくことが大切です。
今自分がいる会社、職場だけでしか通用しないようなスキルや経験は人材市場では評価されません。
「別の会社に行っても活躍できるのかどうか?」常にこの目線をもって自分自身を見つめてください。
今の会社の看板のおかげ、取り扱っている商材のおかげなのに、自分の能力だと勘違いしていると、いざ転職しようとするときに評価されず見向きもされなくなってしまいます。
自分自身の「売り・強み」は何か?どんなことで「貢献することが出来るのか?」ということを明言できるように常日頃から意識していくと、いざという時に慌てずにすみます。
ミドル世代の転職について
ここでは、ミドル転職に関して調査データを基にお伝えしていきます。
一昔前までは「転職35歳限界説」というものがあったようです。どこから出てどの程度の真実味を帯びたものかは分かりませんが、一つの目安として意識されていました。

こちらの記事で、転職35歳限界説は今や過去のものとなっていることを解説しています。
しかしやはり30代半ば以降での転職には注意すべき点があることも事実です。

こちらの記事ではそんな30歳以降の業界を飛び越えた越境転職に関しての実態と注意点をまとめています。
超少子高齢化で、慢性的な人材不足が継続しています。終身雇用が崩壊してきたことで、中途採用の比率も高まる傾向にあります。
そのため年齢だけで足切りをされることは今後減っていくと考えられます。ただ年齢を気にするよりも「どこでも活躍できる力があるかどうか?」この一点につきます。
30代以降は、自分は転職できるほどの人材価値があるかどうかを常に考えて仕事にあたるのが良いですね。
また転職市場に自分をさらすことで、自分の本当の人材価値を客観視することもできます。
40代以降で自分の本当の人材価値に気が付いても手遅れです。30代の内に自分の価値を正確に見定めましょう。
転職活動を始める
ここまでは転職活動を始める前に準備しておくことや、「いつでも転職できる状態」を作ることの大切さについてお伝えしてきました。
ここからはいよいよ具体的な転職活動の始め方、進め方をお伝えしていきます。

こちらの記事で転職活動の進め方についてまとめました。
転職する場合は大きく4ルートに分かれます。
1.転職サイト経由で応募する。
2.転職エージェント経由で応募する。
3.希望の会社に直接応募する
4.知り合いを介して応募する
0から転職先を探す場合には多くの求人情報が集まっている転職サイトに登録するのが一般的です。
さらに、転職サイトでは公開されていない求人情報を扱う転職エージェントに登録するのも効率が良いです。
とりあえず転職サイトに登録したら、まずは希望する条件でどのような求人情報が出ているかいろいろと探してみてください。
転職サイトによっても掲載されている情報が異なりますので、大手どころや業界特化した転職サイト複数登録して自分に合うところを見つけてください。
転職サイトに登録するのも利用するものも完全無料で使えますので、まずは実際に登録して自分と相性の良いところを見つけるのが良いです。

この記事で転職サイトの特徴を分かりやすく比較しております。転職サイト登録の一助にしてください。
スカウトサービスの活用
自分で検索をかけながら希望の求人案件を探すのと並行して「スカウトサービス」というのも活用してみましょう。

こちらの記事で転職サイトの「リクナビNEXT」を例にスカウトサービスについてまとめています。
希望条件等を記載してスカウトサービスを活用すると、求人企業や転職エージェントから連絡が来るようになります。
自分が探していなかった掘り出し案件に出会えることもあるのでとりあえず活用してみましょう。
ただ、無差別にスカウトメッセージを送りつけてくる企業や転職エージェントも存在するので注意も必要です。
明らかにこちらの希望条件等を踏まえない一方的な内容の場合は無視するようにしましょう。
転職サイトの登録に続いて、転職エージェントの利用も開始します。
さらに転職活動を一歩進めるために、転職エージェントサービスも使ってみましょう。

こちらの記事では転職エージェント最大手の「リクルートエージェント」の登録方法を写真付きで解説しています。

こちらの記事では、転職エージェント4社の特徴を比較して分かりやすくまとめています。
転職エージェント登録の参考にしてみてください。
自分の希望する理想的な転職先を見つけ、入社するために転職のプロの力を借りましょう。
転職サイト:自分で求人検索を行い、自分で応募するセルフサービス。
転職エージェント:案件の紹介、書類応募、面接の段取り、内定から入社までの段取りをすべてフルサービスで行ってくれます。転職サイトには公開されていない非公開求人情報も扱っています。
このように転職サイトと転職エージェントではサービス内容が全く異なります。
転職エージェントももちろん完全無料で利用することが出来ます。
彼らは求人企業から成果報酬型の手数料で収益を上げるので、僕たちは無料で使うことが出来ます。
何人もの転職をサポートしているプロなので、実際に転職をするかどうかは別にしても面談をする価値はあります。
面談を通して、自分のやりたいこと、出来ること、求められることなどを整理することが出来ます。
転職サイトと転職エージェントの活用について
転職サイトだけで転職活動を進めようとするととても苦労します。そもそも仕事をしながらの活動になるので時間を取りづらいです。
・希望する会社を探す
・履歴書、職務経歴書などの応募書類を作って提出する
・面接の日取り調整と面接対策を行う
・内定後の事務手続き等を行う
今の仕事と並行してこれらを行うのは本当に大変です。途中で転職活動が苦しくなります。
とくに「職務経歴書の書き方」「面接対策」などは転職サイトに書いてある対策内容を見ながらやるだけでは不安が残ります。
もちろんそれでも出来ちゃう人は大丈夫ですが、そのあたりに不安を感じる人は転職エージェントに登録してプロに頼っちゃう方が効率的です。
転職エージェント会社から紹介される案件には若干の注意が必要ですが、書類の添削指導や面接対策などはやはりプロなので頼もしいです。
良い転職エージェントの担当者に出会えれば、あとは一緒に一つ一つクリアしていくだけです。
相性が合わない場合は担当者を変更してもらう、難しいなら他の転職エージェントに登録しましょう。
正直どこの会社かよりも、どの担当者かの方がとても重要です。自分のためにどこまで親身なってくれるか、性格など含め相性が合うかが大切です。
僕は大手3社、地域密着4社に登録し面談を行いました。めんどくさいですが、一人で転職サイトを毎日毎日見ているよりは効率が良いです。
ぜひ自分に合った「担当者」を見つけてくださいね。
新潟県での転職を行う方
新潟県で転職をしようとしている方に向けた情報をまとめましたので、ご興味ある方はこのセクションもお読みください。新潟転職に興味ない方は下の方にスクロールしてくださいね。
僕は新潟県在住で、新潟県内の企業に転職する際に転職サイトや転職エージェントを活用しました。
リクルートエージェントをはじめ、全国展開している大手転職エージェントだけではなく、地域密着型の転職エージェントも活用しました。

こちらの記事に新潟地域密着の転職エージェントについて僕が実際に登録して面談したところの情報をまとめています。
上記記事内でもご紹介している「リージョナルキャリア新潟」という地域密着の転職エージェントを通して、今の会社に入社をしました。

こちらはその「リージョナルキャリア新潟」への申し込みから内定サポートまで僕の実体験を詳しくまとめた記事です。
もう一つ、「リクルーティング開発」という新潟地域密着の転職エージェントとの面談内容について解説した記事もあります。

新潟県内の会社の探し方
会社探しの基本は転職サイトと転職エージェントとお伝えしましたが、新潟で会社探しの参考になるサイトをまとめました。

言うまでもなく転職サイトや転職エージェントにある情報は求人中の会社のものだけです。
そのためそこに掲載されているものだけがすべてではありません。魅力ある会社だけど、求人をしていないのでそこに載っていないだけのことも多いです。
なので、転職サイトや転職エージェント以外の情報媒体から魅力的な会社を探すことも大切です。
転職サイト以外で見つけた魅力的な会社に関しては、登録している転職エージェントに相談してみるか、自分でその会社に直接問い合わせるというのも一つの手ですね。
転職サイトや転職エージェントを通してしか応募してはいけない、なんていう決まりはありませんよ。
新潟県内企業の各種ランキング

こちらの記事では、帝国データバンクや東京商工リサーチという調査会社のデータに基づいて新潟県内の会社をランキング形式で紹介しています。
売上高、利益額、従業員規模など一般には公開されていないデータも掲載しています。

こっちの記事では新潟県内の企業の平均年収について開示されているデータを中心に調べ紹介しています。
また上場企業の平均年収の調べ方も解説していますので、気になる企業はご自分でお調べいただくこともできますよ。
新潟県内での転職を検討している方はぜひこのセクションでご紹介した各ページを参考にしてみてください。
まとめ:自分自身の人材価値を高め、転職に備えるべし!
このまとめ記事では、下記内容を網羅的にお伝えしてきました。
・具体的な転職活動を始める前に準備したり考えたほうが良いこと
・転職できる状態を作っておくことの重要性
・具体的な転職活動の初めの一歩としての転職サイト登録
・効率的な転職活動のための転職エージェントへの登録
・相性の良い転職サイト、転職エージェント選びの重要性
・ミドル転職の実態と注意点
・新潟県内転職に関する情報
これまでどのような会社で、どのような業務に取り組み、どのような成果を出してきたかは一人ひとり全く違います。そんなの当り前です。
だから「これが唯一正解の転職の仕方」なんてものはないです。そんなことを言っている人は信用できません。
だからネットとかで正しい転職活動の仕方や間違わないやり方を探し続けるより、自分のこれまでとこれからを深く考え、一貫性をもってまとめることに力を注いだ方が良いと思います。
転職活動を始める前の準備が本当に大切です。そこの準備の出来具合で実際の転職活動の成否が分かれます。
どんなに良い転職サイトを探しても、どんなにすばらしい転職エージェントを探しても、あなた自身が転職できる状態、転職できる価値がなければ、成功はしません。
「自分の売り・強みは何か?」
「自分の武器は何か?」
「自分が貢献できるものは何か?」
常日頃からこのあたりを意識して業務に取り組み、いつでも転職できる状態を作っておきましょう。
≪最後に捕捉≫
今の職場の給料や待遇に不満をもって転職を決意する人も多いと思います。僕はまさに今この状態です。
でも新潟という地方に住んでいるので、なかなか年収アップできるような案件に出会えません。
なのでいつでも転職できるように、少しでも人材価値を上げることを意識して目の前の業務に取り組んでいます。
でもやっぱり少しでもお金が欲しいので、今こうやってブログを書いています。つまり副業に取り組んで副収入を得ることにチャレンジしています。
お金が大きな動機で転職を考える方は、もちろんそれが一つの解決策にはなると思いますが、副業に取り組むというのも今の時代選択肢に入ります。
ただしポイントがあります。
アルバイトなどのように時間を切り売りするものではなく、技術や知識などの資産として自分に残る副業に取り組むのが良いです。

この記事で副業に関してまとめていますので、ぜひご覧ください。
自分の望んだ生き方が出来るように、もがきながらでも前に進んでいきましょう!一緒により良い人生にしていきましょう!
もしご質問やご相談等がありましたらお気軽にご連絡ください。